11の眼が壁にずらっと並んでいる現在の小店はある種異質な部屋。ところが、今日気付いたのは、全く嫌な感じがしないのです。来られるお客様、合田さんについてご存知ない方さえ、穏やかに眺め、会話をし、帰って行かれます。


「まなざし」と辞書で調べてみると、「見る側の視点で、対象を見るように仕向けるはたらき。」とありましたが、女優の眼だからでしょうか、こちらが警戒するような眼には感じられません。...