タレント、コラムニスト、ナレーター、俳優と多彩な才能を発揮する、松尾貴史さん。
そんな彼のもう一つの顔が「折り顔」作家。
「折り顔」とは、1994年に松尾貴史によって名づけられたアートの手法です。
日本の生んだ美しい伝承文化である折り紙の手法により、人類すべての数がある「顔」を
造形的な特徴や表情、世界観まで含めて表現する現代美術のひとつ。
刃物による切り込みや切り取りを行わず、折ったり開いたり膨らませてかたちづくっていきます。
造形のモティーフとなる顔は、有名人、身近な人物、歴史上の人物、
想像上あるいは伝説上の人物ーー。
「あっ、この顔は!」
気づいて爆笑、よくよく眺めるとその技術、創造性の高さに驚かされる折り顔。
折り顔が生まれる背景を松尾さんに語っていただきます。
松尾貴史
1960年5月11日生まれ。兵庫県神戸市出身。
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。
俳優、タレント、ナレーター、コラムニスト、
“折り顔”作家など幅広い分野で活躍。
カレー店「般。若」(ぱんにゃ)店主。
Twitter:@Kitsch_Matsuo
Instagram:@kitsch.matsuo