小店が入居する鈴木ビルには、昭和年から昭和年頃まで日本工房(国際報道工芸)が事務所をかまえ、当時の日本の対外宣伝誌を制作していました。代表的な雑誌は『NIPPON』。デザイナーとしては亀倉雄策、カメラマンとしては土門拳らが集い、戦前の出版物とは思えない、繊細なデザインと大胆な写真を誌面に反映しました。

海外向けなので、ほとんどの号が英文中心でしたが、国内向けとして、数冊の日本語版『NIPPON...